改定建築基準法について
改定建築基準法について、かなり苦戦中です。
現在申請中物件が、提出先行政機関において改定版基準法における
審査対象物件の第1号らしいのです。
通常木造住宅の場合、4号建築物と言われる建築物が多いのですが
今回申請しているものは3階建ての為、ピアチェックにはならないまでも
各図細部に至るまでチェックを受ける事になっています。
担当審査員の方とも窓口で2.5時間も書類と睨めっこの状態です・・・。
それでも不明な箇所が多々残っています。
担当審査員の方からの薦めで、国土交通省のHPから、各図面に記載すべき
項目を網羅したページを調べてみました。
■平成19年6月20日施行の改正建築基準法等について
ページの「4.改正建築基準法施行規則」-施行規則 別紙(第1条の3・第3条等の表)
というリンクから「pdf」形式のページが見られます。
これに各図別で網羅されています。(203ページもあるんです・・・)
訂正されている部分もあるらしいのでコチラから再度チェックすべきだと思います。
国土交通省の指針では、事前に審査をする事自体をNGとしているのですが
各行政毎に独自に事前審査を行っているのが状況です。少々対立しているようで・・。
(本申請でちょっとでもNGがある場合 申請やり直し・申請料金も再度必要に・・。
人間なので、常にパーフェクトな物を作る事は難しい現実を理解していないです。
差し替え・訂正も一切認められません。
設計者の負担増を強いるのであれば、設計料をケチられる昨今の状況も加味して
最低設計価格なども合わせて整備されても良いようなもの。なんて酷い改定でしょう)
何事も、匙加減が大切だと思います。
(まあ、昨今に税制も同じようなものですから、期待するだけ無駄でしょうね)
全く周知される事なく大規模改定が行われ、さらに複雑化された項目が多々あるよう。
(構造計算ソフトについては、認定プログラムすら完成していないというお粗末な状態)
姉歯問題に端を発した各問題に対して、国交省として「対外的に対応・態度を示す」
という感じがしてなりません。
政治全般に言える事ですが、本来の趣旨を逸脱した行為が多すぎる感じです。
自分達の立場を守る為にしか政治等が行われていない感じです。
(そのくせ密かに 且つ、綿密に一個人の利益を見越した上で計画された
公共事業が動いているらしいですしねぇ・・・。あいかわらず・・・。
全くやる事に進歩が無いなぁといった感じです)
う~ん。本当に忙しいのに、これまた厳しい状況です。
またまた苦しい状況は変わりませんので、あしからず・・・。奮起しています!!
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